「人口を減らさないために…」液状化被害の内灘町が「市街化調整区域解消」を県に要望
県庁を訪れたのは、内灘町の川口町長らです。内灘町では、元日の地震による液状化で土地や建物に大きな被害が出ていて、復旧・復興と将来のまちづくりに向けた要望書を馳知事に手渡しました。
要望では地震で損傷した主要地方道松任宇ノ気線の本格復旧工事にあわせ、歩道3.7キロの整備と幅を広げるよう求めました。
また、被災した地域での公営住宅の建設などに向けて、建物を建てることを制限する市街化調整区域の解消とあわせ創造的復興まちづくりにあたるよう、要望しました。
馳知事:
「安心してここで生活したいという意向が示されるのであるならば、その方向で最大限の努力をして内灘町と一緒に対応することにしますので」
内灘町・川口 克則 町長:
「市街化調整区域といったら、人口を抑制する区域ですので、ぜひとも人口を減らさないためにも解消をしていただきたい」
また、県の復興基金を活用した用地取得などを支援する制度を創設するよう求めました。