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ウエルシュ菌 老人介護施設で食中毒  40代~100歳代の男女62人被害

2024年5月2日 19:16
ウエルシュ菌 老人介護施設で食中毒  40代~100歳代の男女62人被害
62人が食中毒の症状を訴えました。

金沢市保健所などによりますと先月24日、金沢と野々市の老人ホームや介護サービス事業所あわせて3つの施設で40代から100歳代の男女62人の利用者が下痢や腹痛を訴えました。

現在は全員回復傾向だということですがいずれの施設でも金沢市内のセントラルキッチンで調理した食事を再度、過熱して提供しており複数の患者の便から「ウエルシュ菌」が検出されました。

ウエルシュ菌はカレーやシチューなどを調理したあと放置したり、再加熱する際に中心部までしっかりと加熱しないことが原因で増殖するため保健所では注意を呼び掛けています。