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全国ワーストから2年…鹿児島市「待機児童ゼロ」の実現を発表

2024年5月1日 12:10
全国ワーストから2年…鹿児島市「待機児童ゼロ」の実現を発表
 鹿児島市の下鶴市長は1日の定例会見で、4月1日時点の保育所などの利用待機児童数がゼロになったことを発表しました。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)
「令和6年4月1日現在の保育所等の利用待機児童数はゼロとなりました」

 下鶴市長は1日、保育所などの利用の希望が叶わない「待機児童が」前の年より21人減り、ゼロを実現したことを発表しました。

 下鶴市長は待機児童ゼロを公約に掲げていたものの2年前には全国ワーストの136人を記録。入所を希望する子どもの年代や地域別のニーズを分析し、保育所などの新設や保育士の処遇改善などに取り組んできました。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)
「子育て世代から選ばれる街を実現する上で非常に重要なテーマであり、市民との約束したことを果たすことができて非常にうれしく思う」

 待機児童ゼロを維持するため今後も受け皿をさらに拡げ保育士確保の取り組みを続けていくということです。