【熱戦】夏の甲子園準決勝 神村学園は2年連続ベスト4 関東第一と接戦も決勝逃す
夏の甲子園、全国高校野球。県代表の神村学園は、2年連続の準決勝に臨み、東東京代表の関東第一と熱戦を繰り広げました。県勢30年ぶりの決勝進出をかけた一戦。試合は劇的な幕切れとなりました。
夏の甲子園準決勝、神村学園は東東京代表の関東第一と対戦しました。序盤から投手戦となり、スコアが動かないまま迎えた4回。1アウトから4番正林がセンター前に運びます。その後、2アウト2塁となり6番上川床がセンターへはじき返し、1点を先制します。
関東第一をノーヒットに抑えてきたエースの今村でしたが迎えた7回。関東第一に初ヒットを許すと。1アウト2塁の場面で、ライトへ運ばれ、同点に。続くバッターの打球もライトへと転がり逆転を許してしまいます。
1点をリードされたまま迎えた最終回。神村学園はワンアウトから5番岩下がレフト前ヒットで出塁します。続く6番上川床もライトへ引っ張り、2塁1塁と同点のチャンスを作ります。
その後2アウトとされますが、ここでバッターは代打、玉城。打球は大歓声とともにセンター前に。同点のランナー岩下はホームへ!しかし、判定はタッチアウトでゲームセット。神村学園は惜しくも決勝進出はなりませんでした。
(神村学園・正林輝大選手)
「日本一を目指して1年間やってきたので2年連続のベスト4で負けてしまってとても悔しい」
(神村学園・川下晃汰主将)
応援に来てくださった方の力あってこそのベスト4だと思うので感謝したい」
決勝進出とはならかったものの、2年連続のベスト4という快挙を成し遂げた神村ナイン。
(神村学園・小田大介監督)
「本当によく頑張ったな。おつかれさん。ありがとう」
思い出と悔しさを胸に、来年、そして次のステージへと、進んでいきます。