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キャベツは平年の3.3倍 高騰続く野菜価格の現状…どう乗り切る?買いやすい野菜は?

2025年1月21日 18:48
キャベツは平年の3.3倍 高騰続く野菜価格の現状…どう乗り切る?買いやすい野菜は?
 サラダにスープ、炒め物。幅広く使える万能野菜のキャベツですが、農林水産省によるとその価格は平年の3.3倍にまで高騰しています。続く野菜の高騰、どう乗り切ればいいのでしょうか。

(山下香織キャスター)
「食卓に欠かせないものの、今や高級品となってしまったキャベツ。今日の値段、こちらでは税込400円台です」

 例年なら今の時期は1玉200円ほどだというキャベツがこの値段。ただ、今月上旬までと比べるとやや落ち着いてきたといいます。

(フレッシュフィールドなりざわ青果担当 村山佳寛さん)
「1月に入って何とか(税抜)300円台に収まることが出来てきた。(ピークだと?)580円まで上がっていた」

 水菜やホウレンソウなどの葉物野菜は去年11月頃から高止まりの状況。今が旬の白菜は平年より高いものの、先週に比べると100円近く値段が下がったということです。

(買い物客)
「ちょっと慣れたところもあるかな。子どもがいるからやっぱり出来るだけ(野菜を)使いたい」
「あるものでちょっとかさ増しして使います/0826(買う物を)決めて来たらとても追いつかない。来てから品物を見て買う」

 店では小分けにして「買いやすい価格」で販売するなど工夫を凝らしています。

(フレッシュフィールドなりざわ青果担当 村山佳寛さん)
「1か月以上ずっと値段が上がっていくというのはなかなかなかった。1月になってようやく落ち着いてきたかなというところなのでこれから春になって野菜が増えて値段が下がっていけばいいかな」

 一方、比較的買いやすいのは…

(フレッシュフィールドなりざわ青果担当 村山佳寛さん)
「そこまでお値段の変動が無いのでお勧め」

 ニンジンやジャガイモなどの根菜は1年を通して価格の変動が小さいそうです。また、価格が安定した冷凍野菜を買い求める人も増えているといいます。買わないわけにはいかない野菜の高騰。工夫しながら乗り切りたいものです。
最終更新日:2025年1月21日 19:52