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能登半島地震の被災地にも派遣 鹿児島市が職員6人を1年間派遣で出発式 「希望が持てる復興業務を」

2024年3月21日 18:47
能登半島地震の被災地にも派遣 鹿児島市が職員6人を1年間派遣で出発式 「希望が持てる復興業務を」

 鹿児島市はこれまでに東日本大震災や能登半島地震など大きな災害に遭った自治体へ職員を派遣してきました。4月から新たに6人の職員を1年間派遣することになり21日出発式が行われました。

 新たに派遣されるのは一般事務と土木技師の職員、計6人です。東日本大震災や能登半島地震、2020年7月の大雨で被害を受けた熊本県人吉市など5つの被災地に、4月1日から1年間派遣されます。街の復興や道路の整備などの業務にあたるということです。

 出発式で下鶴市長は「これまでに培ってきた経験をいかし現地の復興に貢献できるよう全力を尽くしてきてください」と激励しました。

(能登町に派遣 鹿児島市 南 佳孝さん)
「被災者のみなさん不安な気持ちで生活されていると感じております。少しでも地元自治体のみなさんと協力してみなさんに夢と希望が持てるような復興業務に従事したい」

(人吉市に派遣鹿児島市 米盛 隼矢さん)
「(人吉では)家が建て替えで建ち始めている状態ということで復興に向かって進んでいっているところ。1年間、学んできたりとか向こうで得た考え方を鹿児島市に貢献できるようにしていきたい」

 鹿児島市がこれまでに被災地に派遣した職員の数は延べ1118人に上るということです。