鹿児島商業高校の生徒が企画した商品が、29日からファミリーマートで販売されることになりました。コラボしたのは、あの、焼肉の有名店です。

　「肉の日」の29日、県内のファミリーマートで販売がスタートしたのは、「牛カルビ焼肉丼」です。

　企画したのは、今年創立130周年を迎えた鹿児島商業高校で商品開発コースを選択した3年生、13人。

　「焼肉なべしま」の創業者が鹿商のOBであることから、コラボが実現し、生徒たちで試作を重ね、販売することになりました。

　29日は、企画した生徒たち自らチラシを配りPR。その甲斐あって、商品は次々と売れていきました。

（客）
「自分が鹿商の出身なものですから、気になったので買ってみました」
（客）
「チラシを頂いて。この子たちが作ったんだと思うと、それが心に響いて。どういう味になっているかというのが興味津々」

　こだわったのは、「焼肉なべしま」の少し甘めのタレをとことん再現したことです。

　その出来栄えは？

（生徒）
「120点です。自分たちの理想通りの弁当ができた」

（間世田桜子キャスター）
「あのなべしまの味だ。甘さがあってうまみもある、そしてコクもあるなべしまのタレと、柔らかいお肉がしっかりあっています。これはご飯がどんどん進みそう」

（生徒）
「自分たちがイチから、どことコラボするかとか考えて、商品名、パッケージデザインとか、具材の配置とかたくさんみんなと考えて一生懸命やったので皆さんに買ってほしい」

　「牛カルビ焼肉丼」は、鹿児島と宮崎のファミリーマートで11月中旬ごろまで販売されます。