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梅雨前線が南下 県本土大雨 土砂災害・浸水に警戒

2024年6月24日 11:59
梅雨前線が南下 県本土大雨 土砂災害・浸水に警戒
 梅雨前線の影響で県本土は大気の状態が非常に不安定となっていて、薩摩地方では24日夕方にかけて土砂災害や浸水に警戒が必要です。

 南下する梅雨前線に向かって温かく湿った空気が流れ込む影響で薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定となっています。このため、薩摩、大隅地方では25日朝にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となる恐れがあります。

 24日午前11時までの24時間にさつま町紫尾山では160ミリ、薩摩川内市中甑では112.5ミリの雨が降りました。霧島市では1時間に61ミリの非常に激しい雨を観測しました。

 25日正午までの24時間に降る雨の量は多いところで薩摩地方では150ミリ、大隅地方では120ミリの予想です。

 これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあります。鹿児島地方気象台は薩摩地方できょう夕方にかけて土砂災害や低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけています。