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電柱などで見えにくい?横断歩道上での事故が多い甲南高校前交差点で現場診断 

2024年5月13日 18:51
電柱などで見えにくい?横断歩道上での事故が多い甲南高校前交差点で現場診断 

 横断歩道上での事故が多い鹿児島市の交差点で、警察や自治体などによる現場の診断が行われました。

(磯脇琢磨アナウンサー)
「甲南高校前交差点では歩行者と車がが横断歩道で事故を起こすことが多いということで、現場診断が行われます」

 現場診断が行われたのは、鹿児島市上之園町の甲南高校前交差点です。警察によりますと、この交差点の3つの横断歩道では、過去3年間で6件の人身事故が起きているということです。

 地元の人たちも危険な交差点だという認識です。

(荒田一丁目町内会長)
「歩車分離式にしたいという要望は出します。左折した時に横断歩道が青だから歩行者が見えづらい。電柱など4.5本を10メートルくらいバス停側に異動してほしいなどを要望する」

 そのほかにも「交差点中央の消えかかった白線を引き直して欲しい」などの意見も出たということです。

(鹿児島中央警察署 川原慶博交通課長)
「変形の交差点だからまがった先が死角になりやすい見えづらいという意見が出ている。交差点は色々な危険が隠れているということをあらかじめ考えていただき、スピードを落としながらよく確認して運転していただきたい」

 警察は13日に出た意見や要望をもとに対策を考えたいとしています。