「怖かった」床下浸水の住民語る 阿久根市では降水量500ミリ超 北薩地方で13棟が被害
15日までの大雨で北薩地方では住宅13棟が浸水する被害が出ました。エブリィは床下浸水の被害に遭った阿久根市の住民に話を聞きました。「怖かった」。恐怖を感じるほどの雨だったといいます。
阿久根市鶴川内の横手妙子さん(58)です。
15日の朝、起きて自宅の外の様子を見に行くと、床下が浸水していました。
(横手 妙子さん)
「ここまで溜まってました」
(カメラマン)
「約10センチ?」
(横手 妙子さん)
「はい」
梅雨末期の大雨。阿久根市では、7月10日の降り始めからの降水量が511.5ミリに達し、わずか6日足らずで7月ひと月分に降る平均の雨量を大幅に超えました。
特に14日の夜からの雨に恐怖を感じたと言います。
(横手 妙子さん)
「ひどかったです。怖かったです。雷もすごかった。地響きがするくらいすごかった」
横手さんは溝を掘って庭に溜まった雨水を逃がし、現在、床下への浸水は解消されたということです。
県によりますと15日までの雨で出水市では床上浸水が1棟、床下浸水が9棟、阿久根市では床上浸水が1棟、床下浸水が2棟の被害が確認されています。