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"銀釜”愛称のファンに人気の電気機関車 EF81 303号機 機関車に添乗取材

2024年3月19日 19:47
"銀釜”愛称のファンに人気の電気機関車 EF81 303号機 機関車に添乗取材
物流を支える貨物列車を牽引するJR貨物の電気機関車が新型に置き換えられる予定になっています。ステンレス製の光輝くボディで鉄道ファンから”銀釜”と呼ばれる人気の機関車が走る日は線路沿いでカメラを構える人が多く見られます。

銀色に光り輝く車体JR貨物の電気機関車EF81 303号機です。

元々は九州と本州結ぶ関門トンネル用に昭和49年に製造された機関車で海底トンネルの塩害から車体の腐食を防ぐためステンレスの特別なボディとなっています。

当時4両製造されましたが50年間今でも現役を続けているのはこの303号機だけです。

この日は北九州から鹿児島貨物ターミナルに向かう貨物列車の先頭に立ちます。

熊本操車場から鹿児島貨物ターミナルまで運転を担当するのは門司機関区鹿児島派出の運転士です。EF81 303号機は1両だけの特別な存在だけに鉄道ファンからは”銀釜”と呼ばれ人気となっています。

(鉄道ファン)
「きょう走るのは銀色の機関車なので全国でも残り1両ですごく特徴的でカッコイイ」

海沿いの撮影スポットにはこの日も大勢のカメラマンが待ち構えました。

(鉄道ファン)
「こんな天気で海も良い色を出してくれて凄い良い条件で撮れて良かったです」
EF81 303号機は新型機関車に置き換えられる日まで活躍を続けます。