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【便利】「パッと買って新幹線で食べられそう…」鹿児島中央駅の改札のそばに新たなベーカリー“はとやのぱん”がオープン 4年で店舗倍増の経営戦略とは…

2024年5月21日 19:14
【便利】「パッと買って新幹線で食べられそう…」鹿児島中央駅の改札のそばに新たなベーカリー“はとやのぱん”がオープン 4年で店舗倍増の経営戦略とは…
毎朝、鹿児島中央駅を利用する人に朗報です。改札のすぐそばに新たなベーカリー「はとやのぱん」がオープンしました。わずか4年で店舗を倍増させ急成長を遂げた企業の戦略に迫りました。

多くの人が利用する鹿児島中央駅にきょうオープンした「はとやのぱん」。JRの旅行の窓口があった場所にできました。通勤、通学途中の人をターゲットに力を入れたサンドイッチをはじめおよそ80種類のパンが並びます。

(買い物客)
「すごいおしゃれでかわいいパンがいっぱい。魅力的でした」

(買い物客)
「パッと買って新幹線の中で食べられそう」

 約60年前、宮﨑県串間市で菓子店として創業した「はとや」。その後、低価格のパンを売りにしたSUMOMOベーカリーを立ち上げ急成長を遂げました。店舗数は、みるみる拡大しきょうのオープンで49店舗に。わずか4年で倍増しました。原材料の高騰が続く中、なぜ実現できたのでしょうか?

(はとや・田中智仕 経営企画本部長)
「一括仕入れで購買力がつく。通常の店よりも1ランク、2ランク上の小麦粉を安く仕入れることができる。プライベートブランドとして自社配合の小麦粉をお願いすることもできる。価格を抑制できている」

 多店舗展開の強みを生かして安さを実現していて今後も月3店舗ずつ増やす計画があるそうです。安さが売りのSUMOMOベーカリーに対しはとやのぱんは、国内産の小麦にこだわったワンランク上の商品が特徴です。アミュプラザ鹿児島や天文館など近くの5つの店舗から焼きたてのパンが次から次に運びこまれます。かるかんや黒糖など鹿児島ならではの食材を使ったパンはお土産にもおすすめです。

(内田直之キャスター)
「はとやのぱんで購入してから数十秒後には新幹線に飛び乗ることができる。時間のない出発直前でも利用しやすいですね。私がいただくのが店イチオシのかつサンドです。なかなかのボリュームですよね。いただきます…おいしい。お肉が県産の豚肉を使っているので柔らかいですね。オリジナルのソースも甘辛くて合う。次の福岡出張の朝食はこれで決まりかな。おいしいです」

(はとや・田中智仕 経営企画本部長)
「鹿児島に来たらはとやのぱんと思ってもらえる名物になるようなパンをリリースする。土産やご自身が食べる用に活用して欲しい」

はとやのぱん鹿児島中央駅店は午前7時からオープンしています。