南さつま警察署の巡査長(30代) 酒気帯び運転で停職1か月懲戒処分 処分発表は今年4人目
2024年3月、南さつま警察署に勤務する巡査長(30代)が酒気帯び運転をしたとして停職1カ月の懲戒処分を受けました。県警では不祥事が相次いでおり、懲戒処分が発表されたのは2024年に入り4人目です。
停職1カ月の懲戒処分を受けたのは、南さつま警察署に勤務する巡査長(30代)です。県警によりますと、巡査長は2024年3月8日の夜、自宅で発泡酒など500ミリリットルの缶を4本ほど飲酒。翌9日の午前8時半ごろ南さつま警察署に自家用車で出勤した後、全署で行っているアルコールの検査をしたところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたということです。走行距離は約600メートルで時間にして2分程だったということです。
巡査長は「まさかアルコールが残っているとは思わなかった。 警察官としての自覚が足りなかった。反省している」と話しているということです。
巡査長は5月13日付けで、鹿児島地検知覧支部に書類送検され、地検は「起訴に足りる証拠がなかった」として不起訴処分としました。
県警では不祥事が相次いでおり、懲戒処分が発表されたのは2024年に入り4人目です。