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貨物列車脱線事故で運休の川内・隈之城間で代行バス運行始まる 運輸安全委員会が現地入りし調査

2024年12月16日 19:22
貨物列車脱線事故で運休の川内・隈之城間で代行バス運行始まる 運輸安全委員会が現地入りし調査
 川内駅で起きた貨物列車の脱線事故の影響で運休が続いている川内と隈之城の間で、16日からバスによる代行輸送が始まりました。現場には国の運輸安全委員会の調査官が再び入り事故の原因を調べています。

(記者)
「貨物列車が脱線して4日が経ち ました。川内駅では代わりのバ スを利用する人が乗り込んでい ます」

 JR九州は貨物列車の脱線事故が起きた今月12日から運休していたJR鹿児島本線の川内と隈之城の間で、16日から代行バスの運行を始めました。普段電車で通学している中高生からは安堵の声が聞かれました。

(中学生)
「家で公欠という形で待機し ていた。バスが動いてくれ て学校に行けていろんな友達に 会えるのでうれしい」
(高校生)
「学校に行けてうれしいがい つもより家を出る時間が早くな ってしまった」

 バスは平日の午前6時から9時と午後4時から8時に10分から15分間隔で川内と隈之城をピストン運行します。定期券や普通乗車券で利用できるということです。

 事故現場には脱線した3両のうち2両が残っていて撤去するためレールに戻す作業が16日夜も9時頃まで続く予定だということですが、復旧の見通しは立っていません。
 
 国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官が現場に入りレールの状況などを確認しました。今後事故の原因を分析していくということです。
最終更新日:2024年12月16日 20:47