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「かごしまの先生」魅力発信へ 第1回検討委員会 教員採用倍率低迷…深刻化

2024年9月3日 19:53
 「かごしまの先生」魅力発信へ 第1回検討委員会 教員採用倍率低迷…深刻化
 ここ数年、教員の採用倍率は低迷し、臨時の教員もなり手不足が深刻化しています。こうしたことから県教育委員会は教員のやりがいや魅力を発信しようと検討委員会を開きました。

 県教育委員会は新たに「かごしまの先生」魅力発信検討委員会を設置し3日初めての会合を開きました。委員は、民間企業や行政、学校関係者など8人。教職の魅力ややりがいを発信し教員のイメージアップを図るため、委員で話し合いを行います。

 県内の小学校の教員の採用倍率は2013年には11倍を超えていましたが年々、減少傾向になり2023年は1.4倍と低い倍率となりました。

(現場サポート福留進一社長)
「世の中何か変わるときは外から の刺激がないと変わらない/起 業家との交流であったりとか地 域との交流その刺激によって学 校の組織も変わっていける」

(出水市教育委員会大久保哲志教育長)
「教員が魅力ある仕事でないという風になってしまうのはとても残念。教員になってみようとなるようにこの会ですこしでもいい意見がまとまっていけばいい」

 委員会は2024年内に意見をまとめ県教育委員会に提言する予定だということです。