鹿児島市西谷山の県農業試験場跡地の一部を落札した原田学園と鹿児島医療生活協同組合が連携して病院やスポーツ施設などの整備に取り組むことを発表しました。

（間世田桜子キャスター）
「県農業試験場跡地です。この広大な敷地に新たな病院、スポーツ施設などが整備されることになりました」

　県が今年2月に一般入札にかけた鹿児島市西谷山の県農業試験場跡地の2つの区画は、原田学園が約1万9000㎡を29億100万円で、鹿児島医療生協が約2万3000㎡を35億円で落札し購入しました。原田学園と鹿児島医療生協は一体的な施設づくりを目指そうと4月に協議会を立ち上げ話し合っています。

　建物のデザインに統一感を持たせたり建築の資材を一緒に発注してコストダウンを図ることなどを 今後、模索するということです。1日、連携しながら病院や教育・スポーツ施設の整備に取り組むことを発表しました。具体的な施設の規模や完成の時期などは決まっていませんが鹿児島医療生協は鹿児島生協病院の移転、建設などを含めて検討していて、原田学園は鹿児島情報高校のグラウンドやスポーツ施設を整備する計画だということです。