【学科再編】鹿児島女子高校 3学科→5学科に 県内初「自己推薦制度」導入へ
鹿児島市は鹿児島女子高校の学科を来年度から新しくすることを発表しました。また、来年度から「自己推薦制度」を県内で初めて導入するということです。
鹿児島女子高校は、少子化の影響などで定員割れが続いていることから、市の教育委員会がつくる鹿児島市立高校活性化委員会で学科再編について検討していました。
鹿児島市は、鹿児島女子高校の学科を来年度から新しくすることを明らかにしました。
現在は商業科、情報会計科、生活科学科の3つの学科があります。これをファイナンシャルビジネス科、スポーツビジネス科、ビジネスデザイン科さらに、ファッション・フードクリエイト科、ライフ・スポーツ科の計5つの学科に再編します。
それぞれの専門性の高さに加え、スポーツに特化した学科も新設され部活動との両立が目指せるということです。
また、これまでは学校推薦による出願のみでしたが、来年度からは校長の推薦が必要ない「自己推薦制度」を追加します。対象は鹿児島女子、鹿児島商業、鹿児島玉龍です。自己推薦の制度は九州では福岡や宮崎などで導入されていて、県内では初めてです。
(鹿児島女子高校 上ノ町 久 校長)
「この少子化の中で学校の魅力をしっかり出して中学生・保護者に選ばれる学校づくりをしないといけない使命で改編に至った」
なお、男女共学化については考えていないとしています。