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16の観測地点のうち10か所で今シーズン一番の冷え込み『霧氷』が山を白く染める【高知】

2024年11月25日 16:46
16の観測地点のうち10か所で今シーズン一番の冷え込み『霧氷』が山を白く染める【高知】
高知県内は日に日に気温が下がり、11月25日の朝は梼原町と四万十町窪川で氷点下になるなど、16の観測地点のうち10か所で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
そんななか、いの町の本川地区では木々の表面を覆う「霧氷」が広がり山を白く染めています。

11月24日午前10時ごろ、いの町本川地区のよさこい峠から伊吹山にかけて撮影した映像では、木々が真っ白になっていました。
これは「霧氷」と呼ばれる現象。気温が氷点下の時に水滴や空気中の水蒸気が木々の表面を覆うように凍結してできるもので、寒くなってきたこの時期に見られます。

伊吹山を示す看板も真っ白になっていました。

日に日に冷え込みが増す県内。25日の朝の最低気温は梼原町で氷点下1.4度、四万十町窪川で氷点下0.6度、いの町本川で0.4度、高知市で5.6度など12月から1月並みの気温になり、16の観測地点のうち10か所で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

この日は、松山市から来た大学生グループが、真っ白に染まった山に「すごい」と声をあげながら記念撮影をしていました。

一方、25日に同じ本川地区にある山荘しらさの周辺を撮影した写真には、美しい光景が広がっていました。
気象台によりますと26日の県内は前線や低気圧の影響で曇り、明け方からは次第に雨や雷雨となる見込みで、気温は平年より高くなりそうです。
最終更新日:2024年11月25日 16:46
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