【タオル帽子贈呈】全国のがん患者のために 大手保険会社社員手製 岩手
抗がん剤の副作用で髪が抜けた患者のために、タオルで作った帽子を提供している県内の団体に、東京の大手生命保険会社から社員手製のタオル帽子が贈られました。
「抗がん剤治療をしていて、41歳で丸坊主になりました。タオル帽子が本当に暖かく、肌に優しいのでとても助かっています。」
京都の女性から届いたお礼状です。
「タオル帽子」は毛髪の抜けた見た目も気にならず、通気性や吸水性が良く、患者が快適に過ごせるということです。
「岩手ホスピスの会」は、タオルから作った「タオル帽子」を全国のがん患者に贈っています。
25日は、この活動を支援する東京の生命保険会社が、全国の社員などが作った1103個のタオル帽子を、会に贈りました。ホスピスの会では、今回受け取ったものと合わせて2000個あまりを来月上旬、全国28の病院に贈ることにしています。