現場監督はヤギ!?伊佐市で小学生が田植え体験
米どころ、伊佐市の小学校で、子どもたちが田植えに挑戦しました。現場監督を務めたのはこの春入学した…ヤギです!
田植え体験を行ったのは、伊佐市の南永小学校の子どもたちです。柔らかい泥の感触に初めは戸惑いながらも、丁寧に苗を植えていきました。
そんな子どもたちを見守るのは…この春、南永小学校に入学したヤギの「みなみちゃん」です。
(伊佐市立南永小学校新地 哲郎校長)
「メーメーメー!待ちに待った入学式が来ました。みなみちゃん入学おめでとうございます」
南永小学校では今年度、新入生がおらず、学校を明るくしようと校長先生が児童の家で生まれた「みなみちゃん」を譲り受けました。
入学から約2カ月、梅雨の時期になりました。子どもたちと「みなみちゃん」の仲もさらに深まったようです。
「みなみちゃん」は子どもたちが田植えをしている田んぼの周りの雑草をむしゃむしゃと一生懸命食べて綺麗にしていました。
(児童)
「葉っぱとかが痛かったから歩く時に、そこを取って(食べて)くれたから痛くなかった。お米が大好きだから早く育ってほしい」
(児童)
「きつかったけど楽しく気持ちを込めて植えることができた」
子どもたちは今年10月に収穫体験を行う予定です。