枕崎市の「災害ごみ」仮置き場に車が渋滞…市民「何回か持ってきている」
山積みになった、木材や家財道具。こちらはすべて、台風10号によって発生した「災害ごみ」です。枕崎市に設けられた仮置き場には多くの車が列を作っていました。
枕崎市の内鍋清掃センターの近くには、朝から多くの車が列を作っていました。その先には、作業をしている人の姿と、山積みになった木材や家財道具などが。
枕崎市は、台風10号で発生した「災害ごみ」を回収するため、先週金曜日から仮のごみ置き場を設置しました。
「過去最強クラス」といわれた台風10号。最大瞬間風速51.5メートルを観測した枕崎市は、甚大な被害に見舞われました。倉庫の屋根が地面に散乱したり、スーパーの壁も剥がれ落ちていました。
2日朝、ごみ置き場には、荷台に大量の「災害ごみ」を積んだ軽トラックが、次々と到着。
(ごみを持ってきた人)
「家庭のごみ。テラス(が壊れた)」
こちらのトラックには、大きな木の板が積まれていました。
(ごみを持ってきた人)
「屋根が半分くらいやられて。これも何回か持ってきている」
すでに何回も訪れているといいます。板の下には、無数の割れた瓦も。
(ごみを持ってきた人)
「車が土曜日から多くなって。土曜日は待ちましたね」
枕崎市によりますと、31日午前中には、約150台の車が訪れたということです。枕崎市の災害ごみの仮置き場は、今月14日まで開設されています。