拉致された全員救出願う、大崎市で集められた署名…支援団体に手渡される(宮城)
北朝鮮による拉致問題の早期解決を願い、宮城・大崎市で集められた署名簿が支援団体に手渡された。
13日午後、拉致被害者家族の支援団体のメンバーら3人が大崎市役所を訪れ、伊藤康志市長から過去最多となる1987人分の署名簿を受け取った。
大崎市では、全員救出という拉致被害者家族の願いが一日も早く叶うようにと2007年から毎年署名活動を行っている。
13日は、宮城・加美町出身で拉致された可能性のある「特定失踪者」の早坂勝男さんの弟・早坂胞吉さんも早期解決を求めた。
大崎市・伊藤康志市長
「日本政府も強腰で交渉していただくように、しっかりと声を届けたいと思っております」
北朝鮮に拉致されたすべての人を救出する宮城の会・安藤哲夫会長
「(拉致問題が)長引くということは大変なことですから、こういう署名をぶつけていち早く解決にもっていってもらうというのが我々の願いです」
署名簿は、3月17日に支援団体から国に提出されるという。