「猛毒のヘビが逃げた…」探すことを口実に他人の家に上がり込み「370万円」盗んだ罪 元会社員の男(28)に懲役3年求刑(仙台地裁)
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「猛毒のヘビが逃げた」などと家に上がり込み、現金などを盗んだ罪に問われた男に対して「懲役3年」が求刑された。
窃盗や住居侵入などの罪に問われているのは、仙台市泉区の元会社員・今野翔太被告(28)。
起訴状などによると、今野被告は去年4月「飼っている猛毒のヘビが逃げたので、探すために家に入らせてください」などと嘘をつき、仙台市泉区の60代男性の家に侵入し、現金や記念硬貨合わせておよそ370万円を盗んだ罪などに問われている。
今野被告は、28日行われた被告人質問で「内縁の妻と2人の子供との生活費に困っていて、借金があった」などとして事実を認めた。
続く論告では、検察が「被害者からの信頼を利用した悪質な犯行」などと指摘し、「懲役3年」を求刑した。
一方、弁護側は「被害者に顔も知られる稚拙な犯行で、計画的ではない」などとして執行猶予を求めた。
審理は、この他、現金を盗む目的での住宅や病院への侵入など事件3件についても同時に進められた。
判決は、仙台地裁で3月14日に言い渡される予定だ。