全域に「インフルエンザ警報」が9日出された宮城県内では、7週ぶりに患者数が減少したが、依然として高い水準が続いている。

県の定点調査によると、11月12日までの1週間のインフルエンザ患者数は、1医療機関あたり「18.69人」で前週から「1.45人」減った。7週ぶりに減少した。

保健所のエリア別では、仙南が「29.43人」、石巻は「28.80人」と高い水準となっている。

患者のうち、「0歳～19歳」が8割以上を占め、県は学校や家庭での手洗い、換気など感染対策を呼びかけている。

なお、「新型コロナ」患者数は「1.89人」で前の週から「0.60人」減った。