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「歴史を学べてよかった」小学生 稲刈り通して地域の歴史学ぶ(宮城・白石市)

2023年10月4日 19:09
「歴史を学べてよかった」小学生 稲刈り通して地域の歴史学ぶ(宮城・白石市)

白石市の小学生が、4日 江戸時代から続く水田で稲刈り体験し、併せて地域に伝わる歴史を学んだ。

白石市大鷹沢地区にある小さな水田「孝子堂八枚田(こうしどうはちまいだ)」には、江戸時代 農家が草取りをしていたところ通りかかった武士に泥がかかり切り捨てられ、農家の娘の姉妹が剣術を修行して父の仇を討ったという歴史が伝えられている。

この歴史を授業を通して学んできたのが、大鷹沢小学校4年生。

4日は、地域の歴史を大切に守ってきた住民と一緒に稲刈りを行い、交流を深めた。

大鷹沢小4年生
「歴史のことを学ぶことが出来て良かったです」
「(稲が)すごく実っていて嬉しかったです」

大鷹沢小の子どもたちは、住民との稲刈りだけでなく仇討ち物語を題材にした「団七踊り」の継承にも取り組んでいる。