2022年の福島県沖地震で被災し、一部休館となっていた丸森町の郷土館・齋理屋敷の修復工事が完了し、17日リニューアルオープンした。

　齋理屋敷は江戸後期から昭和初期に栄えた商人の屋敷跡や蔵を博物館として公開している。

　2022年3月の地震では6つある蔵の内2つの蔵で柱が折れ、傾くなどの被害を受けたため公開を見合わせていたが、折れた柱の復旧工事や240か所に耐震器具の設置が済み、安全性が確保された事で17日全面公開となった。

〈齋理屋敷 伊藤淳 館長〉
「地震被害から2年5か月で、やっと全面オープンできるなという気持ちです」「大正時代の豪商の暮らしぶりを タイムスリップしたような感覚で体感していただきたい」