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【都道府県持ち回り開催の「国体」】宮城県の村井知事「現在のカタチでの開催は、廃止も含めて見直すべき」との考え示す

2024年4月8日 20:00
【都道府県持ち回り開催の「国体」】宮城県の村井知事「現在のカタチでの開催は、廃止も含めて見直すべき」との考え示す

宮城県の村井知事は、年に一度 都道府県持ち回りで開催される国体について、「現在のカタチでの開催は廃止も含めて見直すべき」という県としての考えを示した。

これは、村井知事が8日の定例会見で明らかにしたもの

村井知事
「マイナースポーツや障害者や子どもの大会もある。必要なものは残さなければいけないけれど、今のように47都道府県が順番にほとんど全ての競技を1か所に集めて年に1回やるのは見直すべき。やめるべきという意見を、県としては出した」

村井知事は、全国持ち回りで開催される国体について、開催県が選手の旅費を負担するなど財政負担が大きいなどの問題を指摘し、いまのカタチでの開催は廃止も含めて見直すべきと、県の立場を示した。

村井知事は全国持ち回りの〝2巡目〟が終わる2034年を前に、一度立ち止まるべきとして、自身が会長を務める『都道府県知事会』の立場では各県から意見を集約し、主催する日本スポーツ協会に提出する予定だ。