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【秋の大雨を想定】「宮城・山形・福島」の3県警が合同災害対応訓練

2023年10月3日 19:20
【秋の大雨を想定】「宮城・山形・福島」の3県警が合同災害対応訓練

この訓練は、秋雨前線の影響で、宮城県利府町の上空に線状降水帯が発生して特別警報が発表され、土砂崩れなどで被害が出ているという想定で行われた。合同訓練が宮城県で行われるのは10年ぶり。
今回は「宮城・山形・福島」の3県警を中心に構成された東北管区の広域緊急援助隊・約200人が参加。災害への対処能力や連携の強化を図った。
警備部隊はベルトコンベヤーを使って土砂を取り除きながら、鉄の棒を使って声を掛けながら要救助者がいないか確認。
交通部隊は停電により動かなくなった信号機をハイブリッドカーで復旧させたり、動かなくなった車はミニレッカーで移動させる手順を確認した。

<東北管区広域緊急援助隊 警備部隊 海老田忠宏 大隊長>
「具体的・実践的な訓練を積み重ねて、部隊の連動を強化していきたいと思う」