「秋の火災予防運動」市役所で火災想定した訓練(宮城・大崎市)
「秋の火災予防運動」に合わせ、宮城・大崎市役所ではしご車も出動し火災を想定した訓練が、13日行われた。
今年5月に開庁した地上5階建ての大崎市役所での訓練は、今回が初めてで、4階の給湯室から出火した想定で実施された。
庁舎では、普段500人あまりが働いていて、職員は階段を使って外へ逃げる避難経路の確認を行っていた。
高さ35メートルまで届くはしご車が出動し、屋上に逃げ遅れた人を救助。
地上からは、一斉に放水を行った。
古川消防署・伊藤宏昭副署長「新しい庁舎が出来て初めての訓練という事でしたが、非常にスムーズに訓練を行っていただきました」
救助隊は、屋上から担架を使って救助するとともに、けが人の搬送に向け優先順位を決めるトリアージを行った。
大崎市の伊藤市長は、市役所での訓練を通して安心安全の拠点としての役目を果たしていきたいとしている。