【仙台市長「移転ありきの政策」と県を批判】『東北労災病院』と『県立精神医療センター』移転・合築 基本合意を来年度以降に延期
「東北労災病院」と「県立精神医療センター」の移転・合築について、村井知事が「基本合意」を来年度以降に延期したことに対し、仙台市の郡市長は「移転ありきの政策だ」として県の姿勢を批判した。
仙台市・郡和子市長
「基本合意の延期は、2度目。移転ありきではなく、当事者や関係者の意見交換も行って、改めて丁寧な対応を求める」
26日の定例会見で、郡市長はこのように述べ、県の進め方を批判した。
2つの病院を富谷に移転・合築し、名取に分院を設ける案を巡っては、県は年度内の基本合意を目指していたが、再編後の精神科の医療体制などの検討に時間を要しているとして、来年度以降に延期する見通しを示した。