【GW中に開催!『全日本こけしコンクール』】入賞作品の授賞式 出品<709点>のうち入賞<67点>(宮城・白石市)
宮城・白石市では、「全日本こけしコンクール」を前に入賞作品の授賞式が行われた。
66回目となる今年は、伝統こけしや木地玩具など5つの部門に709点の出品があり、67点が入賞した。
30日は、関係者およそ150人が出席し、入賞者に賞状と記念品が贈られた。
最高賞の「内閣総理大臣賞」には、地元・白石市のこけし工人・新山真由美さんの『弥次郎系』の作品が選ばれた。
優し気な表情でありながら、筆の勢いは鋭く、全体の形と表情胴体の模様の調和が素晴らしい名品と評された。
『弥治郎系』の工人が「内閣総理大臣賞」を受賞するのは、7年ぶり8人目で、師匠で夫の新山吉紀さんも2008年に受賞していて、夫婦での受賞は2組目だという。
内閣総理大臣賞・新山真由美さん
「まだまだ高みを目指してがんばって作っていきたいと思います。皆さんに愛されるこけしを目指していきたいと思います」
「全日本こけしコンクール」は、5月3日~5日まで 宮城・白石市のホワイトキューブで開かれ入賞作品の展示や工人による実演・販売などが行われる。