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改めて住民投票実施へ スポーツパーク構想で揺れる大郷町議会開会「町民の意見を聞いて判断する」宮城

2024年9月4日 19:40
改めて住民投票実施へ スポーツパーク構想で揺れる大郷町議会開会「町民の意見を聞いて判断する」宮城

宮城県大郷町議会が関連議案を2度否決している「スポーツパーク構想」について、田中町長は4日、「町民の意見を聞いて判断する」と話し改めて住民投票を実施したい考えを示した。
一方、実施には議会で過半数の賛成を得る必要がある。

竹中弘 記者
「スポーツパーク構想で揺れる大郷町議会。きょう、9月の定例会が始まりました」

スマートスポーツパーク構想は、2019年の東日本台風で被災した粕川地区の農地に、総事業費約17億円をかけ12面のサッカー場や宿泊施設を整備するもの。
町の負担は造成費用の約3億円で、残りは運営を担う京都市の企業が負担する計画だ。

町議会はこの構想の関連予算案を2度にわたって否決しているが、田中町長は直接町民に是非を問うとして5日、議会に住民投票実施に向けた条例案を提出する考え。

大郷町・田中学町長
「議会が何と言おうが、言う方は勝手、我々はやる方だ。町民が主役だと。町民の意見を聞いて判断する」

住民投票には議会で条例案が賛成多数で可決される必要があり、その採決は6日行われる予定。