【全国ワースト一覧】校内での暴力行為・不登校1位は宮城県「コロナで人との関わり制限されたことが要因の一つ」
文部科学省は、昨年度小・中学校や高校で発生した暴力行為やいじめ・不登校の発生件数などをまとめた調査結果を、31日に発表した。
これによると、宮城県では『小学校での暴力行為』について1000人当たりの発生件数が「31.8件」となり、前年から大きく増加。”全国で最多”となり、宮城県内の件数としても過去最も多くなった。
『中学校での暴力行為』も前年から増加し、県は新型コロナの影響により人との関わりが制限されていたことを要因のひとつに挙げ、感情を抑えきれず繰り返し暴力に及ぶ児童・生徒が増加しているとしている。
また、小・中学校での1000人あたりの『不登校児童・生徒数』についても「46.7人」となり、こちらも全国で最多となった。
宮城県は、スクールカウンセラーや県警によるスクールサポーターを積極的に活用することで、早期の認知と指導に努めていくとしている。