宮城県が全職員対象に"選択的週休3日制" 2026年度から導入へ「通勤時間が1日分減るのはありがたい」
村井知事
「週休3日制については選択できる職員の拡大を検討しており、導入されれば県としては東北初めてとなります。休みというのは心身のリフレッシュが最大の目的ですので、家族と接する時間を多くしていただいて」
県が導入をめざす「選択的週休3日制」は、これまで認められていた子育てや介護をしている職員だけでなく「全職員」を対象として、希望すれば週に3日間休みを取得することができる制度。
宮城県職員の所定の勤務時間は1日7時間45分。
月曜から金曜までの5日間で合計38時間45分働くのが基本だ。
「選択的週休3日制」では、1日あたりの勤務時間を増やすことで労働時間や給与を減らすことなく休みの日を3日間に増やすことができる。
職員は、希望する週単位で利用できるようになるという。
県職員の採用試験の倍率(大卒)は今年度、過去最低の3.2倍で、県は人材確保にむけ多様な働き方を実現したい考えだ。
週休3日制について街の人は…
会社員(40代)
Qご自身の会社でも導入されたらいいなと思う?
「それは思います。通勤時間が働く上でのオーバーヘッドとして大きいので、そこが一日分減るのはありがたいですね」
介護職(50代)
「ありがたいよね」
介護職員(40代)
「体が楽になるかなって思います。重労働なので。ただ私が週3休んじゃうと利用者様が誰が面倒みるのってなるからどうなんだろう」
大学4年生
「週休3日だったら嬉しいですね。働く人の生活ワークライフバランスを重視してくれてるなという感じはします」
大学4年生
「(ワークライフバランスは)ほかの会社と並んだ時に比較する検討材料になる」
県は、2026年度からの導入をめざしている。