大雪で電話ボックスや標識もすっぽり…あす以降は気温上昇
長引く寒波の影響で県内は積雪の深さが過去最大となったところがあります。一方で、寒気はようやく抜けつつありあす以降は気温が上昇しそうです。
田村修アナウンサー「こちら北秋田市阿仁の国道105号沿いの車の待避所です。積雪はゆうに2メートルを超えています。そして公衆電話ボックスもあのような状態になっています」
23日の未明に193センチの積雪を観測した北秋田市の阿仁地区です。日中、積雪は少し減りましたが24日朝までの24時間にまた14センチの雪が降りました。阿仁合の積雪は午前11時現在185センチです。
道路の標識も雪にすっぽりと隠れていました。
住民「重いですね。」「多いですよ」
田村アナ「ここ数日でけっこう積もったんじゃないかなと思うんですけど」
住民「ここ3日ぐらいでね1メートル以上積もったんじゃないか」
この地区は記録的な大雨の影響で流雪溝が使えなくなっいるといいます。
住民「最近はこういうことなかった」
このほか県内は湯沢市の湯の岱で162センチ、北秋田市鷹巣で122センチ横手市中心部で120センチなど、内陸では1メートルを超える積雪となっています。
また24日朝は冷え込みも強まりました。男鹿市は最低気温が氷点下10度と今シーズン最も冷え込みました。秋田市の最低気温は氷点下4・9度でした。
一方、寒気はようやく抜けつつあります。この後は雪の降り方も弱くなりあす以降、気温も上昇しそうです。25日の最高気温は秋田市が7度で大館市が6度横手市が5度の予想です。雪ではなく雨が降る所もありそうです。また28日金曜日以降は気温が10度を超える予報も出ています。雪どけが急に進むため屋根からの落雪やなだれなどに注意が必要です。