公開講座は24時間体制で様々な悩みに応じている「仙台いのちの電話」が開いたもの。宮城県石巻市で被災者の心のケアに取り組む医師・宮城秀晃さんが講師を務めた。
震災後、毎年1万人以上の相談を受け付けてきた宮城さんは、新型コロナの影響で孤立化や孤独化が加速しているとはなす。

＜医師・宮城秀晃さん＞
「我々の目的の一番は孤独化、孤 立化の予防が一番大事です」

また、若い世代から会社に馴染めないことや人間関係についてなどの相談が増えるなど、震災から12年が経って抱える悩みも多様化しているという。公開講座では、新たな悩みが生まれる人たちに寄り添うような支援の必要性を訴えた。