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10年間で8割減へ「津波・死者数想定」県が減災目標を設定<宮城>

2023年11月22日 13:30
10年間で8割減へ「津波・死者数想定」県が減災目標を設定<宮城>

現在の津波浸水想定では、適切な避難行動をとらない場合、宮城県内の死者数は約5500人になると推計されている。この被害想定を県の地域防災計画に反映させ、早急な避難を周知するなどの対策をとることで、2033年度までの10年間で約5500人の死者数を約890人まで減らす減災目標について、防災会議で了承した。

<伊藤哲也 副知事>
「多様な条件の中で避難を確実に実施するという意味でこのような位置づけをしたことが大きい」

修正された県の地域防災計画は今後、市町村の計画にも反映される予定。