【解説】<特殊詐欺グループ>29人を逮捕 グループの構造は?「メールオペレーター」と求人広告出しメンバー募集かー
特殊詐欺の疑いで宮城県警が29人を逮捕した事件。
多くが宮城県内に住む容疑者で、私たちの身近なところにこんなに大きな組織があったことに驚く。
宮城県警によると、グループの構造は上下関係のあるピラミッドになっていて、リーダーとされるのが大橋容疑者。
そして、「幹部」として2人の男。
その下に、被害者にメールを送るなどしてだます役割を担う「打ち子」がいる。
「幹部」は「メールオペレーター」などと求人広告を出して「打ち子」を採用していたようで、この事件はいわゆる「闇バイト」の側面も併せ持っている。
また、今回逮捕された「打ち子」の大半は、仙台市内に住んでいた20代~40代の男女。
県警は、リーダーの大橋容疑者が関わった特殊詐欺の被害額は、およそ70億円・被害者は3700人以上いるとみて捜査を進めている。
最終更新日:2024年11月6日 19:28