【夏休み明けから『通常体制』に…】仙台市教委が強化していた<給食牛乳>の検査体制 給食牛乳を飲んだ児童・生徒らが体調不良訴えた問題(仙台市)
今年4月、給食の牛乳を飲んだ児童・生徒らが体調不良を訴えるなどしたことを受けて、仙台市教育委員会は提供する牛乳の検査体制を強化していたが、夏休み明けから通常の体制に戻すことが分かった。
この問題は、今年4月 給食の牛乳を飲んだ児童生徒らが体調不良などを訴えたことから、宮城県内12の市と町で提供を中止したもの。
保健所などの調査で問題は確認されず、仙台市では今年5月から以前と同じ製品の牛乳を提供している。
その後、市教委は、安全性を高めるため検査体制を強化してきたが、夏休み明けからは以前の検査体制に戻すことを決めた。
具体的には、学校側の対策のうち、提供前の風味の確認者を3人から校長1人に戻すほか、牛乳を提供する東北森永乳業でのサンプル数を2倍から通常に戻すという。
市教委では、提供の再開以降異常は確認されていないとしているが、不安を感じるなどして牛乳停止の申告をしていた児童・生徒については、今後も当面の間 提供停止を続けるという。