【解説】なぜ学校給食で『牛乳』が提供されるのか?
給食で提供される『牛乳』。
子どもの栄養を考えれば重要な食材の一つというのは、多くの人がご存知だと思う。
学校給食に詳しい管理栄養士・氏家先生に伺ったところ、「学校給食法」という法律に「栄養摂取基準」というものが盛り込まれている。
「栄養摂取基準」の中で、特にカルシウムは普段の食事では不足しがちなので、1日の食事で摂るべき量の「半分を給食で摂りましょう」と、目標が掲げられている。
ミヤギテレビの調べでは、給食用の『牛乳』1パック分のカルシウムは、比較的カルシウムの多い野菜『小松菜』でもおよそ1袋は食べなくてはならない。
効率的にカルシウムが摂れて、しかも価格が安定しているのが『牛乳』。
安全性はもちろん大前提だが、17日再開した宮城・多賀城市では「栄養面を考えると提供できてホッとした」と話していた。