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<強制的に不妊手術>原告4人が”国と和解” 全国で初めて訴え起こした女性は”和解”に合意せず…改めて協議へ(宮城)

2024年9月24日 19:15
<強制的に不妊手術>原告4人が”国と和解” 全国で初めて訴え起こした女性は”和解”に合意せず…改めて協議へ(宮城)
強制的に不妊手術を強いられたとして国を訴えていた裁判で、宮城県内の原告4人が国と24日和解した。

一方、全国で初めて訴えを起こした女性は和解に合意せず、10月に改めて協議に臨む。

この裁判は、宮城県内に住む男女5人が、『旧優生保護法』のもとで障害などを理由に強制的に不妊手術を強いられたとして、国に謝罪と賠償を求めていた。

『旧優生保護法』をめぐっては、今年7月 最高裁大法廷が「憲法違反」と判断し、
岸田首相が早期に和解する考えを示していた。

そして、24日 国が原告それぞれに1650万円の賠償金を支払うという内容で、4人が和解した。

佐藤由美さん(仮名)の義姉
「地裁でも負ける、高裁でも負ける。しかし最高裁で差し戻しとはいえども,
すごいいい判決いただいて、本日の和解に至りました。いろんな方に支えられてここまで来ました。人権侵害のない、そういう風な社会であってほしいと思います」

一方、全国で初めて被害の声を上げた飯塚淳子さん(仮名)は、24日合意に至たらず、10月31日に改めて国と協議を行う予定だ。
最終更新日:2024年9月24日 19:31