【大気の状態不安定】宮城県内で雷雨や大粒の雹(宮城・25日)
25日の宮城県内は、大気の状態が不安定になっている。
各地で雷雨になったほか、大粒の雹が降るところもあった。
25日昼頃、村田町で降ったのは大粒の「雹」。
撮影した視聴者によると、2センチ~3センチほどの大きさだったという。
降った時間はおよそ10分間ほどだったが、あっという間に自宅の前が雹に埋め尽くされた。
けがや住宅への被害は、なかったという。
一方、午後2時過ぎの石巻市内の様子だ。
道路は雹のようなもので真っ白に埋め尽くされ、景色はまるで冬。
除雪用のスコップを使う人の姿も、見られた。
25日の県内は、地上は平年を上回る暖かさだった一方、上空に強い寒気が入ったことで積乱雲が発達しやすくなっている。
女川町では、25日午後1時半までの1時間に50ミリの非常に激しい雨を観測した。
この雨の影響で、女川と石巻を結ぶJR石巻線が一時運休した。
大気の不安定な状態は、25日遅くにかけて続く見込みで、気象台は急な強い雨や落雷・竜巻などの激しい突風に注意するよう呼び掛けている。