仙台で2017年以来<結核の集団感染>「感染が拡大する恐れない」も注意呼びかけ
仙台市によると結核の集団感染が確認されたのは宮城県内に住む男女6人。今年7月、仙台市内の病院で働く70代女性が職場の健康診断で結核の感染が確認されたことから、この女性の勤務先など47人の接触者に対して検査を行ったところ、5人が結核に感染していることが分かったもの。
最初に確認された女性を含む6人は、いずれも薬による治療で快方に向かっているという。
仙台市で結核の集団感染が確認されるのは2017年以来6年ぶり。
仙台市は接触者への検査を行ったことなどからこれ以上感染が広がる恐れはないとしているが、結核への対策として「セキなど風邪のような症状が2週間以上続く場合は医療機関を受診するよう」呼びかけている。