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【特集】日本一のハンバーガー屋さん 世界大会の結果!「松島・宮城の良さを世界にアピールしたい」

2024年11月24日 10:00
【特集】日本一のハンバーガー屋さん 世界大会の結果!「松島・宮城の良さを世界にアピールしたい」

日本一の称号を手にして世界大会に挑んだのが、松島町のハンバーガー店、ハリーズジャンクション。
本場・アメリカの地で得られたのは、自分たちのハンバーガーが世界で通用するという確かな手応えだった。

「勝者、ハリーズジャンクション!」

「地元・松島を盛り上げたい」

今年6月、ハンバーガー日本一を決める大会で優勝を果たした松島町の「ハリーズジャンクション」。

いまや行列ができるハンバーガー店の1番人気は、仙台牛などをぜいたくに使ったパティが自慢の「ハリーズバーガー」

地元・松島を盛り上げたいと店を始めた佐藤さんは、世界大会への挑戦がハンバーガーだけでなく、ふるさとをPRする機会として捉えていた。

Harry's Junctionオーナー 佐藤賢将さん
「松島、宮城のためにハンバーガーを通じて世界に発信できたら良いなと思う」

アメリカ、インディアナ州で開かれた世界大会。
世界7か国から21チームが参加し、制限時間のなかで、味はもちろん、見た目や調理の正確さを競い合った。

食感にも工夫を凝らす

日本からは佐藤さんのほか、去年この大会6位でシード権を獲得した東京・SHOGUNバーガーが参加した。

いよいよ予選が始まった。決勝に進める5位以内を目指して、調理に取り掛かる。

佐藤さん
「OK、練習よりいいです」

パティには牛のヒレ肉をチョイス。
ワッフル状のフライドポテトを砕いてトッピングするなど、食感にも工夫を凝らした。

「アメリカ人はポテト好きですし、食感で楽しんでもらって2口、3口全部食べてくれたらいいな」

アメリカらしい味付けのバーガーが完成

完成したのは、メキシコの牛肉料理・カルネアサダを挟み込んだハンバーガー。
塩を強めにするなど、アメリカらしい味付けに仕上げた。

結果は・・・
佐藤さんのチームは7位、SHOGUNバーガーは12位と、いずれも決勝進出を逃した日本勢。

結果は7位と決勝進出は逃すも上位に

最終的に世界一に輝いたのはアラブ首長国連邦のチームだった。

黒トリュフを使った一品で、とろけるチーズやカリカリの焼チーズなども使った”チーズが主役”ともいえるハンバーガーだった。

大会から直後の、月曜日。
佐藤さんの姿は地元・松島町にあった。

佐藤さん
「すごいたのしかった。今回、いちど経験できた。詰める時間も一年ある。そんなに大きく変わらなくても大丈夫そうという手ごたえ」

日本代表として世界の舞台に立った佐藤さんのハンバーガー。海外からの観光客にも好評だ。

ハンバーガーを食べた人
「このお店はアメリカのお店と比べてここの方がおいしい」
「食材のクオリティが高い。すごくフレッシュ」

来年は世界大会シード権獲得

決勝は逃したものの、予選上位のチームに与えられる来年の世界大会シード権を手にした佐藤さん。

「松島・宮城の良さを世界にアピールしたい」

自分の原点を胸に、新たな挑戦が始まった。

佐藤さん
「世界一ってなかなかなれるものではない。それを何とか、宮城・松島にもって来られたらいいな。成し遂げれば周りも変わってくると思うので、そういう影響力を使えれば、松島のためにできたら。」

最終更新日:2024年11月24日 10:00