【危ない交差点】一覧 宮城版ワースト1「仙台バイパス箱堤交差点」って?注意のポイントは
日本損害保険協会によると、去年人身事故が多かった宮城県の交差点について、2021年より毎年ワースト5以内にランクインしていた「仙台バイパス六丁目交差点」が、ワースト5から脱却した。
この交差点では、事故の多発を受けて車両用信号機に矢印信号を追加したり、左折導流路の路面に「とまれ」のカラー表示を施すなど行政による道路対策や街頭キャンペーンを毎年行っていた。
また、昨年ワースト1だった「仙台バイパス鹿又交差点」も、警察署による定期的なレッド警戒や交通機動隊による取り締まり強化などにより、ランク外となっている。
ワースト1「仙台バイパス箱堤交差点」
今年のワースト1は「仙台バイパス箱堤交差点」だった。
右折直進時の衝突が最も多く、次に追突となっている。
右左折及び直進矢印が付加された車両用信号機の矢印の誤認による衝突や漫然運転、前方不注意などによる追突だという。
協会は、ドライバーは信号機をよく確認し、前車の動静をよく見て車間距離を十分にとった上で停止や発進をするよう呼び掛けている。
ワースト2(タイ)の「八乙女交差点」は、6件中4件が右左折時に横断報道の歩行者や自転車と衝突する事故となっている。
協会では、ドライバーは速度を落として交差点に進入するとともに、横断歩道に歩行者や自転車がいないか確認するよう、また、歩行者や自転車も、車がこないかよく確認するなど安全確認のうえ横断歩道を渡るよう心掛けるよう呼び掛けている。