中学3年生いじめ問題 生徒は自殺を図りその後に死亡 「本人や母親に聞き取りなし」保護者の要望を受け市が再調査へ<宮城・名取市>
これは去年12月、名取市の特別支援学級に通っていた当時中学3年生の男子生徒が、同級生からいじめを受けたとして自殺を図った問題。生徒はけがをして治療中だったが、今月11日未明に亡くなった。
この問題を巡って生徒の母親は、第三者委員会の調査の中で本人や母親に一切の聞き取りがないことなどに不信感を抱き、先月中旬、市に対して新たな人選での第三者委員会発足と調査のやり直しを求めていた。
名取市は委員を一新して再調査を行うことを決め、瀧澤信雄教育長は「男子生徒の死は大変驚き。ご冥福をお祈りしたい。調査をやり直して早く再発防止に努めていく」としている。