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【市役所の定礎石を取り外すと…】石の奥に埋め込まれた「定礎箱」開封 仙台市役所本庁舎・解体工事に伴って

2023年10月26日 19:30
【市役所の定礎石を取り外すと…】石の奥に埋め込まれた「定礎箱」開封 仙台市役所本庁舎・解体工事に伴って

仙台市役所本庁舎の解体工事に伴い、定礎と書かれた石の奥に埋め込また定礎箱の開封が26日行われた。

その中に納められていたものとは…。

仙台市役所の本庁舎は、老朽化に伴い9月から解体工事が進められている。

26日は、取り壊しに伴い市役所1階にある定礎石の取り外しが行われた。

中から出てきたのは、縦横30センチ横ほどの黒い箱・定礎箱。

これは、58年前 当時の島野武市長が収めたものだ。

タイムカプセルともいえる定礎箱の中身を郡市長が公開した。

収められていたのは、設計者の名前などが書かれた銅製の定礎版に、16億と記された当時の建設予算。

さらに、七夕まつりが表紙の昭和40年8月号の「市政だより」など10点。

郡仙台市長「先人の皆様方の想いを受け止めながら、これからさらに仙台市の発展のために尽くしていかねばならないという決意を新たにしたうえで、新しい庁舎の建設に臨ませていただきます」

新しい庁舎は5年後に利用開始予定で、仙台市ではその際に定礎箱の中身を公開するという。