【1月として「過去1位の暴風」】「古川」と「築館」で記録 転倒しけが2人 交通機関にも影響(宮城)
宮城県内は、15日 風が強く吹き荒れた。
古川では、1月として過去1位の暴風を記録し、県内で2人がけが。交通機関にも、影響が出た。
15日の宮城県内は、明け方から西風が強く吹き荒れ、古川では午前9時半に最大瞬間風速28.2メートルを観測。
築館でも21.1メートルを観測し、いずれも1月としては過去最も強い風となった他、仙台でも22.9メートルを観測した。
消防によると、大崎市と亘理町で2人が風で転倒してけがをし救急搬送されたという。
また、JRによると、宮城県内の在来線は「東北本線」や「常磐線」、「仙山線」などで 日中 運休や遅れが出たが、15日午後5時半頃までに各路線共に概ね平常ダイヤに戻ったという。
宮城県東部に発表されていた「暴風警報」は解除されたが、16日も日中は西風がやや強く吹く見込みで、強風、吹雪に注意が必要だ。
JR東日本は、16日も「東北本線」と「陸羽東線」の一部区間で、午後6時頃から強風で運休や遅れが発生する場合があるとして、利用者に運行状況を確認するよう呼びかけている。