<報道公開>一昨年の地震で被害 白石市文化体育活動センター「ホワイトキューブ」 復旧工事が完了(宮城・白石市)
2年前の地震で大きな被害を受けた宮城・白石市の「ホワイトキューブ」の復旧工事が完了し、8日報道公開された。
白石市文化体育活動センター「ホワイトキューブ」は、スポーツ施設やコンサートホールを備える複合施設。
一昨年3月に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震では、外壁に亀裂が入るなどの被害を受けた。
特にコンサートホールは、天井が落ちたりパイプオルガンのパイプが折れるなど被害が大きく、施設を利用できない状態が続いていた。
スポーツ施設などは先に復旧工事が済み、利用が始まっていたが、コンサートホールは9月20日にようやく工事が完了した。
被害があった吊り天井は、揺れに強い鉄骨を組んだ天井に変更されている。
白石市・菊地正昭副市長
「天井の安全性を高めるということで、今回苦労した。市民の方々にもこの音楽ホールをまた利用していただければ、と思います」
10月11日には、市制施行70周年を記念したコンサートが開かれる予定だ。