地域の”獅子舞”、下級生に引き継ぐ伝承式「沢山練習し、しっかり引き継いでいきたい」(宮城・石巻市の須江小学校)
宮城・石巻市の小学校で地域に伝わる獅子舞を、6年生から5年生に引き継ぐ伝承式が行われました。
4日午前、石巻市の須江小学校で新築された体育館には、全校児童215人が集まり「須江獅子舞」の伝承式が行われました。
「須江獅子舞」は、地域に100年ほど伝わる伝統芸能で、市の無形民俗文化財に指定され保存会のメンバーが児童たちに指導しています。
4日は、太鼓や笛に合わせて6年生54人が息の合った最後の獅子舞を披露したあと、獅子舞で使う道具を5年生に託しました。
加藤遥斗さん(6年生)
「この須江にある伝統を、ちゃんと 引き継いでいこうという気持ちでやってきました。これからも、この伝統を大切にしてほしいです」
橋本亜季さん(5年生)
「みんなで沢山練習して、しっかり引き継いでいきたいと思います」
6年生の思いを引き継いだ5年生が獅子舞を演じると、大きな拍手が送られていました。
最終更新日:2025年3月4日 16:49